かなり古い作品ですが、心揺さぶられるいい作品だったので、感想かきかきしました。
話の概要:
晴坂市の北部に佇む『北稜学園付属校』。
この物語は、北稜学園付属校に通う3人の少年少女を中心とした話となる。
主人公・榊宏と、幼なじみの柚月沙希、そして双子の姉である沙耶。
彼らが北稜に通い初めて、2度目の夏が訪れる。
試験も終わり、長い休みが近づいてきた。夏の日差しの元、3人はそれぞれの想いを交錯させ、幼なじみという関係から、一歩、また一歩と進んでゆく。
やがてその想いと関係は、ひとつの形に落ち着くこととなる。
夏が過ぎ、秋が訪れ、そして冬が近付いてきたある日。落ち着いていたはずの想いと関係が、大きく変化する出来事が起きた。
それが、始まり。
この物語は、宏、沙希、沙耶の3人と、その出来事へ関係した人々の物語である。
そこに奇跡は無い。
けれど希望は在る。プロローグ感想:
話のメインの流れは、主人公“ヒロ”と幼なじみの双子の“柚月沙希・沙耶”の3人の物語です。
幼なじみだけど、だからゆえに思いを伝えられない・関係を壊したくないという葛藤からヒロも沙耶もなかなか友情から恋愛へ発展しない、はがゆいそんな二人の恋愛関係。
ヒロや沙耶・沙希、剣道部の周囲の人たち、バイトで知り合った人たち、交友したりバカやってるそんな他愛もないけど、かけがえのない日常と、沙耶との恋愛模様が交錯した形で話が進んでいきます。(このかけがえのない日常、恋愛模様などの平穏な毎日がプロローグ終わるととても悲しいことになるんですが、そこはまた><)
その過程でとても自然な成り行きで沙耶もヒロもお互い一歩踏み出し彼氏・彼女の関係になります。初々しい感じがとても印象的でした。恋人になってから駄々甘な展開でごちそうさまって感じになります(笑)好きってお互い言い合うのも、キスするのも本当にいままで溜め込んでいた恋愛感情の分、濃厚というか甘いといいますか、やってみるとわかります^^
でも、このプロローグの裏のヒロインとで申しましょうか?双子の妹“沙希”視点で考えるとすんごい切ない。どこかのパートで沙希の目にごみが入り、ヒロが目のごみをとってあげようと沙希に触れようとして沙希が拒絶したシーンはすごい印象に残りました。きっと沙希もヒロのことが…
恋愛、日常、すべてがいとおしい日々。しかし、すべての歯車が狂ってしまったあの日。まだたくさんやりのこしたことがあったのに、あの日を境にすべての時はとまり、取り残されてしまいます……
沙希の悲痛な声、なりやまない雨、すべてが不吉で--
もう、ここからOPムービー入って、自分の目からはNaOHaq.がすんごいことになってました。二つめの空の歌、ムービー中のヒロインたちのCGや言葉を見るとまた。。。
プロローゲですでに魂がほげーしてしまいましたw
OPムービー
-- 続きを閉じる --